プレミアムブラックシャンプーを実際に理容師(育毛アドバイザー)が体験

プレミアムブラックシャンプーセット

 

プレミアムブラックシャンプーは、楽天のコスメ大賞&楽天オリジナルコスメ大賞を受賞した実力派。石油系界面活性剤不使用、ノンシリコン、合成香料不使用と安全性も高いようですね。

 

抜け毛や薄毛が気になる方や頭皮の脂・ニオイが気になるなどの方にお薦めできるシャンプーということですが、当サイト編集長の晃一が実際に体験してみました。

 

メントールが入っていて、少しスースーする刺激があります。女性にも使えるという口コミがあったりしますが、実際女性には不向きのような気もするのです。

 

プレミアムブラックシャンプーを実際に使ってみて、育毛効果や使い方、女性が使っても安全なのかを理容師目線で検証してみました。

 

薬機法の分類 化粧品
最も特徴的な成分 独自の技術で炭化したクレイ(泥)
安全性 4.5
口コミ評価 3.5
人気 3.5
コスパ 3
内容量 400ml
価格 定期4,666円(税込)

単品5,184円(税込)

備考 ノンシリコンシャンプー

アミノ酸洗浄成分
洗う+3分ヘアパック

プレミアムブラックシャンプーの人気の秘密とは?

新発想のブラックシャンプー

 

最近、増えてきたアミノ酸系ノンシリコンシャンプー。
また、石油系界面活性剤や香料、着色料の代替となる成分を配合していない、いわゆる無添加・無香料を謳っているシャンプーも多くないました。

 

そんな中、楽天ランキング:男性化粧品ヘアケア部門で連続第1位を獲得するほど人気のシャンプーとなった理由は何なのでしょうか?

 

トリートメントを使わなくても、髪の毛がしっとりとまとまりまり、髪のボリューム感が得られるという評価がされていることが一番の理由ではないでしょうか?

 

ノンシリコンシャンプーというと、どうしても洗っている時の髪のキシミやゴワゴワ感がでたために、洗髪後はリンスやコンディショナーを付ける必要がありました。

 

サッパリと汚れが取れて気持ちいいけど、リンスしないと髪がギシギシになったのです。

 

スカルプDも良いのですが、シャンプーだけでは髪がきしみ、コンディショナーと併用しないといけないのです。
※仕事等によって、汗やアブラがひどいという方はアブラや汚れをバッサリと取り、その後頭皮にも髪にも良いコンディショナーで補給するスカルプD方式がいいかもしれません。

 

しかし、男性はリンスやコンディショナーをするのは面倒ですよね。その点、プレミアムブラックシャンプーはリンス・コンディショナー、トリートメントは本当にしなくても、髪がサラサラになっているのです。もちろんボリューム感もすぐに得られます。

 

男性化粧品ヘアケア部門で連続第1位の人気というのも納得できます。

 

ブラックシャンプーを使ってみました

ブラックシャンプー液は黒い

 

本当にシャンプー剤の色は黒ですね。クレイ(泥)を独自の技術で炭化させ、着色などしていない自然の色でした。

 

シャンプー中はあまり香りは分からなかったのですが、鼻の近くで嗅いでみると、微かに柑橘系、オレンジの香りがします。
天然のユズ油、オレンジ油、ユーカリ油のやさしい香りなのだそうです。

 

さて、シャンプーマッサージ中ですが、始めの頃は、少し、髪に引っかかりがあるように感じて、洗浄力が強めなのかなと思っていたのですが、1週間ほど使うと全く気にならなくなりました。洗っている時の滑りも問題なく、きしみもありません。

 

スカルプシャンプーとして、リニューアル以降、プレミアムとして増々人気がでてきたブラックシャンプー。
管理人はスカルプD→ウーマシャンプーと使ってきましたが、ブラックシャンプーが一番万人向けかもしれないと思うようになりました。

 

元々、メントール入りのシャンプーは刺激的にあまり良い印象はないのですが、男性の場合、汗をかいたり、疲れた時は軽くスーッとするシャンプーもリラックスできて良いのかなと思いました。

 

口コミやレビューでスースーしすぎという人もいますが、トニック系、特に床屋さんでやる冷やしシャンプーのような刺激をイメージしているのでしたら、全く違います。

 

3分間ヘアパックをやってみた

3分パック

 

3分間ヘアパックとして使えば、育毛効果がアップしますということで、やってみました。

 

普通に洗っている時にはほとんどスーッとはしませんが、3分間パックとして放置していると徐々にスーッとした爽快感が出てきます。

 

頭皮に刺激を与えたくないということで、メントール入りのシャンプーは、あまりおすすめできないのですが、口コミで言うほどの刺激はないですね。

 

私もブラック程度のスーッとなら、冬は寒いので少し気になりますが、普段は問題ないと思います。

 

他の方にも使ってもらいましたが、頭皮が気持ちよくてスッキリするということで、ブラックシャンプーが一番人気になっています。男性は、意外にこういったスースー系が好きな方が多いようです。

 

それに、なんと言ってもリンスやコンディショナーがなくても髪がサラサラしてギシギシしないのがいいですね。

 

ブラックシャンプーの効果的な使用方法

シャンプーは2度洗いでやります。1度目は軽く、2度目でしっかりという流れが基本です。

 

予洗いはしっかりと洗い流す

予洗い

男性の場合は髪が短いので、ブラッシングで髪の汚れを取るということはしなくていいのですが、女性のような長い髪の場合は行います。

 

最初にシャワーなどで、髪を流すのですが、髪を湿らすという意味ではなく、頭皮・毛髪の汚れをしっかり落としておくという意味で十分にすすぎ洗いします。こうしておくことで、少ないシャンプー剤の量で泡立つからです。
※アミノ酸系洗浄成分とはいえ、洗浄剤には違いないので、あまり多く使う必要はありません。

 

1度目のシャンプー液は少量で

1度目の役目は、頭皮や髪に付着した汚れを浮かせて洗い流すことです。

 

ここでは、ほとんどマッサージ的なことはせずに、液をまんべんなく頭皮や髪の毛に馴染ませ、軽く擦る程度で馴染ませ、汚れが浮いたなと思えばすすぎ洗いします。(シャンプー液と汚れが残らないように流します)

 

2度目のシャンプーでマッサージを入念に

1プッシュ・半プッシュ

 

髪の長さでもちろん違いますが、管理人のようなトップ10cmほどのショートカットなら半プッシュで十分です。

 

左の写真は1プッシュ分ですが、これだと多すぎました。なお、1回目のシャンプー時も半プッシュで大丈夫でした。

 

1回目は半プッシュでは泡立ちはそれほどたちませんが、汚れを落とす程度でよいので気にしなくていいでしょう。半プッシュでも、もう少し少なくても2回目では十分な泡立ちになります。

 

入念なマッサージとは

ここで、皆さんはおそらく、強めにゴシゴシ洗うのではないでしょうか。

 

はげになって、髪が細い、またうぶ毛状態の人はゴシゴシ洗いはNGです。成長段階の弱い髪が抜けてしまいます。

 

詳しいやり方は髪様シャンプーの記事で書きますが、ゴシゴシではなく、頭皮だけを動かすようなマッサージをして毛穴の汚れを浮かし、血行促進させます。

 

なお、耳の上の側頭部や頭の後ろの薄くならない部分は面倒ならゴシゴシ洗いでも構いません。ただし、血行促進の意味では後頭部から首にかけてのマッサージは重要です。

 

髪様シャンプーが面倒で時間がない場合は、とにかく髪を引っ張って抜けてしまわないように、細毛の気になる部分は軽く擦る程度にしてください。

 

3分間パックについて

シャンプー中

髪様シャンプーをしっかりとした場合、十分な時間は経っていますので、この3分間パックはしなくてもいいと思います。やったとしても1分間ぐらいでいいでしょう。

 

普通に軽い擦るシャンプー法の場合は、3分パックとして放置しておきます。もちろん、毎日はしなくても大丈夫です。

 

口コミやレビューサイトの中には、気持ちいいので5分ほど放置していた。長い方が良いというようなことを言ってる人もいますが、あまり長い時間は放置しないほうがいいです。

 

ブラックシャンプーの洗浄成分は、アミノ酸系のコカミドプロピルベタイン、ヤシ脂肪酸グリシンK、ラウロイルアラニンNaです。

 

これらは全て低刺激で安全性が高く、頭皮にダメージを与えることなくとなっていますが、やはり洗浄剤には違いないので、あまり長い時間放置するのは関心しません。

 

シャンプーマッサージと放置の合計で4分ぐらいが妥当ではないと考えています。

 

すすぎは十分にたっぷりと

ブラックシャンプーは微かなオレンジの香りがしますが、このニオイをおいておきたいからと、すすぎが不十分になってはいけません。

 

洗浄剤ですので、やはり頭皮に残らないようにたっぷりと洗い流します。

 

よくスーパー銭湯に行くのですが、シャンプー剤を使い過ぎて、過剰なほどの泡を立てて洗っている方がいます。

 

まぁ、もったいないという程度で、それは構わないのですが、ゴシゴシ洗いもさることながら、すすぎが短いのです。

 

本人はよく流しているつもりでしょうが、私どもからみると全然流し足りません。成分がすすぎ不足になりますと、頭皮にダメージを与えますので注意しましょう。

 

ドライヤーで乾かす

ドライヤー

最後にドライヤーで乾かすのですが、このまま自然にほっておく人もいます。

 

濡れたままにしておくのは、体温によって蒸れることになりますので、これも頭皮にダメージを与える一因になります。

 

育毛剤を付ける場合は?

昔の育毛剤は刺激がきついものが多かったので、頭皮が少し湿った状態でないとダメージを与えることもありました。

 

しかし、最近の低刺激で頭皮に優しい育毛剤を付ける場合は、頭皮や髪をドライヤーで乾かしてから付けます。そのほうが浸透しやすいからです。

 

育毛剤を付けて、軽くマッサージをしてすぐにドライヤーで乾かさずに、少し放置します。
髪の根元からも毛根に浸透させたいため、5分ほどおいてから乾かします。

 

以上がブラックシャンプーを使った育毛方法です。是非、参考にしてください。

 

まとめ

プレミアムブラックシャンプーは、3分放置しても強力というほどでもないので、これは結構気持ち良かったです。これぐらいの軽い刺激なら頭皮にダメージを与えることはないでしょう。

 

植物由来で、かつ石油系界面活性剤、防腐剤、シリコン、合成香料、着色料といった成分が入っていませんので、しばらく頭皮に留まり浸透させても大丈夫ということです。

 

ただ、人によっては冬は少しきついかもしれませんね。
冬は頭皮のアブラも少ないので、パックは1分ぐらいでもいいかもしれません。

 

とはいえ、洗浄剤が配合されているわけですから、すすぎは十分に行わなければならないのは当然です。

 

頭皮や髪の汚れを落とす事はとても大切なことですが、実は非常に危険を伴う事でもあります。

 

ヘアサイクル毛根

 

毛髪1本1本は、それぞれの成長期から退行期、休止期、そして髪が抜け、また新たに生え変わるというヘアサイクルで動いています。休止期の重なった毛髪が抜け毛の数となります。

 

しかし、薄毛・細毛というのは、上の画像の真ん中から右ように毛根部分が浅くなっていて、左のように深くなりません。さらに毛髪が細いことから非常に抜けやすい状態になっているのです。

 

このような細毛が抜けてもまた生えてきますが、成長期が短いために生えてきてもやはり細い毛髪のままです。
その抜けやすい髪の毛を洗浄力の強い泡でゴシゴシ洗うという行為は、抜け毛をさらに増やすことになるのです。

 

毎日、頭皮や毛根を傷めているようなものなのです。

 


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