育毛剤を付ける前の薄毛対策とは
薄毛が気になってくると、育毛剤をまずは試そうと思うのが普通だと思います。
男性用育毛剤ともなると、ネットはもちろん、ドラッグストアを見ても数多く置かれていて、一体どれを買えばいいのか迷うほどあります。
リアップは医薬品なので、薬剤師のいる薬局でないと買えませんが、ヒット商品ともなると高額の育毛剤でも品切れになるほど売れたりします。
かつて中国の101という育毛剤なんかは、取り合いになりましたね。結局、効かないし、あまりにも臭くて付けられませんでしたが・・・
近年では女性用の育毛商品や、男女兼用の育毛剤も販売されています。
男性だけでなく、女性も薄毛対策や予防をしたい人が多くなったということなのですね。
ただ、自分の薄毛の原因を解消してくれる育毛商品でないと効果は中々出るもんじゃありません。
いくら高いお金を払って購入した人気No.1の育毛剤や発毛剤、養毛剤であっても、効果なしということになってしまいます。
高ければよい育毛剤ということではないのです。
やみくもに使うより、自分に必要なケアは何なのかをまずは知らないといけません。
頭皮環境を整える
頭皮が固い、角質が厚い、毛穴が詰まっている。またフケやカユミが酷くて、ひどい場合は脂漏性皮膚炎になっているような場合は、どんなにいい育毛成分を用いても吸収されません。
まずは頭皮のお手入れが大切です。
畑の土壌とよく例えますが、頭皮という土壌が痩せていれば、毛根部分まで有効な栄養が届かないのです。
育毛剤の良さを最大限に引き出すには、地肌が良い環境でないとダメなんです。
育毛剤をつける前にって言うことですね。
頭皮環境が悪いまま、育毛剤を付けると、かえって頭皮に負担をかけて逆効果になることもあるのです。
シャンプー選びも大切ということですが、皮脂の取り過ぎにも注意が必要です。
余分な汚れを取りつつ、必要な保湿成分は補給してくれるアミノ酸系ノンシリコンシャンプーが注目されてますので、試してみるといいと思います。
育毛に大切な生活習慣
毎日の生活の中で育毛促進のためにやってはいけないこととはなんでしょうか。
やってはいけないことを考えた時に、生活習慣病との関わりが浮かんできます。
毎日育毛の促進のために、シャンプーしたり、育毛剤を付けたりという努力をしていても、同時進行で髪によくないことをしていては効果も何もないでしょう。
生活習慣病といえば、やはり過度の飲酒もそうですが、体にも良くないのは明白です。
飲酒そのものが育毛にマイナスということはありませんが、酒量が一定量を超えると血液循環が悪くなります。
飲み過ぎによって肝臓が疲れると、髪を生成するタンパク質が十分に作られなくなるのです。毛乳頭に栄養が行き渡らなくなります。
血管を収縮させ、一時体温も下がると言われています。1本吸い終わって、血管の収縮が元に戻るのに、20分ほどかかるそうです。
過度のお酒とタバコは育毛ということではなく、健康にも害で、生活習慣病の原因になります。
睡眠不足もまた育毛に悪影響です。髪や皮膚は、特に午後10時〜午前2時頃がゴールデンタイムと言われていて、この時間に新陳代謝が活発になります。
この時間にねることは肌にも育毛にも良い生活習慣と言えるのです。
ストレスも育毛に良くありません。過度のストレスは、血管の収縮によって、頭皮環境が悪化し、薄毛の原因となります。
育毛促進のために、普段からストレスを発散させることです。それには運動が最もよい方法だと思います。
よく寝て、バランスの取れた食生活、ストレスをなくす。
このような生活習慣を心がけることも育毛にとって大切なことです。
薄毛対策では薄毛の原因をしっかり知ることも大切ですが、基本の栄養バランスの取れた食事と十分な睡眠が欠かせません。毎日の運動や食事の見直しなど、健康になることも育毛には大切です。