ヤーマンスカルプドライヤーを使った育毛効果は?
頭皮ケアにはドライヤー選びも大切ではないかと思い、口コミでも評判になっているヤーマンのスカルプドライヤーを購入しました。
あのアートネイチャーでも推奨されていることから、どんな特徴があるのか、髪や頭皮にどんな効果をもたらすのかが気になりますよね。
実は仕事の関係で2年以上前にヤーマンスカルプドライヤーを購入して今でも利用しているのです。
そこで今回は使ってすぐには分からなかったことや実践から得た有効な使い方についてもご紹介しています。
2年以上も実際に使った髪のプロ的思考で書いていますので、購入を検討している方の参考にしていただければ幸いです。
ヤーマンスカルプドライヤーのどこが凄いの?
ヤーマンは髪や頭皮を乾かすだけでなく、育成遠赤外線で頭皮ケアができるのが大きな特徴です。
マイナスイオン付きドライヤーが多くなっていますが、髪を乾かし、セットをしながら髪質改善も行うというものです。
しかし、ヤーマンスカルプドライヤーは、どちらかと言えば頭皮ケア、エイジングケアに重きを置いたドライヤーになります。
SCALP-H、SCALP-Cモードは、毎分3,700回の美容音波振動(ブースター振動)という細かい振動が頭皮を刺激します。
育毛剤だけの場合に比べ、1.5倍も成分の浸透力がアップするそうです。
DRYモードでは60℃の低温ながら、遠赤外線効果で髪の内部からも乾き、すばやく乾かすことができます。
一般的なドライヤーは80℃〜120℃なので、髪のダメージは雲泥の差でほとんど傷みません。
しかも育成遠赤外線効果でキューティクルも整い、ツヤツヤになります。
直接頭皮に使用するドライヤーとしてSCALP-Hモードを搭載。音波振動と育成遠赤外線も照射され、育毛剤の浸透力がアップします。
また、いわゆる頭皮を持ち上げる頭皮マッサージのように、へカルプヘッドの先端を引き上げるように動かすことで、アンチエイジング効果が生まれます。
頭皮のリフトアップにより、頭皮の柔軟性が増し、血行促進効果も期待できますね。さらに、頭皮が持ち上がることで、顔のリフトアップ効果も期待できます。
なお、購入の男女比率は、男性6割、女性4割となっているそうですが、2年前に比べると女性の購入率がずいぶん増えましたね。
ヤーマンのスカルプドライヤー写真レビュー
箱の中身を開けるとヤーマンスカルプドライヤー本体と付属品のスカルプヘッド(大)・スカルプヘッド(小)・セット用ノズル、取扱説明書(1年間の保証書付き)が入っています。
頭皮ケア用のスカルプヘッド(大)とスカルプヘッド(小)を吹出口に取り付けて、スカルプモードのスイッチをSCALP H(温感)にした写真です。
左がスカルプヘッド(大)、右がスカルプヘッド(小)です。
多少、写真がぶれてるように写っていますが、これはドライヤー自体が美容音波振動で細かく振動しているからです。
スカルプヘッド(大)はゴムのような材質で柔らかいので、頭皮に優しく接します。
スカルプヘッド(小)は細い分、固くなっていますので、刺激は強めになります。
セット用ノズルを吹出口に取り付けて、スイッチをDRY、ヘアケアドライモードしてみました。
洗髪後に髪を乾かす時は、セット用ノズルを外しても良いのですが、男性の場合はノズルを付けて乾かしても良いでしょう。
一般的なドライヤーよりも低い60℃の温風ですが、遠赤外線効果ですばやく乾かすことができます。
セット用ノズルを使用してスタイリングすると、クセづけが比較的簡単にできますね。
ヤーマンスカルプドライヤーを実際に使ってみた
スカルプドライヤーは、一般的な洗髪後に髪を乾かしたり、スタイリングする機能だけでなく、頭皮ケア(スカルプモード)も備えているのが特徴です。
洗髪後とスタイリング時に使うヘアケアドライモード
「髪を乾かす時は、吹出口から10cmほど離してお使い下さい」と説明書の使い方に書かれています。
60℃の温風なので、一般的なドライヤーよりも熱くなく、風力も超強力ではありませんが、正直10cmでは近づき過ぎでは?
と思っていたのですが、全然大丈夫でした。
耳周りは少し距離を離しますが、それ以外は10cm以下の距離でドライヤーを使っても熱くなく、髪が傷むことはありません。
低温ドライながら、洗髪後の濡れた髪は遠赤効果も相まって、本当にすばやく乾きますね。
なお、スイッチを「SCALP C」にすると冷風が出ます。あまり使うことはないでしょうが、クセ付けをしっかりしたい場合、温風で形付け、冷風をあてることで、よりしっかりとしたクセ付けができます。
頭皮ケア時に使うスカルプモード
頭皮ケアをするときは、スカルプヘッドを吹出口に取り付けるのですが、2種類あります。
もう2年間使っていますが、今ではスカルプヘッド(大)のみを使っていて、スカルプヘッド(小)は使っていません。スカルプヘッド(小)を使わない理由は、やはり痛いからです。強めの刺激が好きだという人もいるでしょうが、かなり注意して使わないと頭皮を傷める結果を招くかもしれません。
スカルプモードを使って頭皮を揉むように動かすのですが、アンチエイジング効果も狙うため、頭皮を持ち上げるようにします。
小のスカルプヘッドは大に比べて固くて弾力がないため、強い刺激を与えることになるのです。
小を使うなら額から前髪生え際までの部分かなと思いますが、大のスカルプヘッド一つで事足りるので、私は使っていません。
取扱説明書に載っている育毛剤を付ける時の基本的な使い方をご紹介します。
洗髪後の軽くドライした状態を推奨していますが、乾いた状態でも使用OKだそうです。
タオルドライをしっかりとして髪の水分をとっておきます。
頭皮を揉み込んでから、育毛剤を使用する場合は、SCALP H(温感)→育毛剤を使用する。
育毛剤を使用してから、頭皮を揉み込む場合は、育毛剤を使用する→SCALP C(冷感)で行います。
1秒間に1〜2cmの目安で頭皮全体を上に持ち上げるようにゆっくりと動かしていきます。
推奨時間は1回3〜5分程度。Hの温感モード時は1箇所に長くあて続けると熱がこもって火傷する恐れがあるので注意が必要ですが、そう心配するほどでもないでしょう。
ヤーマンスカルプドライヤーを使い続けた効果とは?
元々、イオンドライヤーは仕事柄もっていますので、ヤーマンスカルプドライヤーに求めるのは頭皮ケアでした。
口コミでも多く言われているように、スカルプモードのHを行うと頭皮がじんわり温かくなって気持ちが良いです。
実際、スカルプモードを使用したあとは、使わない時に比べて髪の立ち上がりが違います。まぁ風も出るのでボリュームが出しやすいということもありますが・・・
特にHモードの時は暖かくなるので、立毛筋にも刺激が伝わることでボリュームが出やすくなったのかもしれないですね。
育毛剤の浸透力が1.5倍アップ、頭皮の油分53.2%ダウンということですが、正直それは分かりません。
とはいえ、AGA治療薬を飲んでも効果がない管理人にとっては、育毛剤は予防の意味でも必要かなと感じています。
そういう意味では薄毛の進行は止まっているので、このヤーマンスカルプドライヤーは育毛の一助になる期待感は高いですね。
ドライヤーとしては高価なものになりますが、頭皮ケアモードを搭載しているヤーマンスカルプドライヤーは一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
まとめ
ここまでヤーマンのスカルプドライヤーについて説明しました。
特徴は60℃の低温風と育成遠赤外線、美容音波振動の機能があること。
一般的なドライヤーは80℃〜100℃。プロ仕様では120℃というのもある中、60℃という低い温度ですが、遠赤外線との相乗効果により効率よく髪を乾かすことができます。
また、頭皮ケア用のスカルプモードについては、スカルプヘッド(大)のほうしか今は使っていません。小は強めに当たるので、使うとしたら、おでこから生え際辺りまでかなと思います。
大のほうは材質が柔らかく、弾力がありますので、頭皮を持ち上げる動きには向いていますし、なんといっても使用中は気持ちが良いのです。
実際に2年以上も使っていますので、商品自体にも全く問題はありません。
髪のダメージが気になる方、育毛剤の浸透をはかりたい方、頭皮が固く血行促進などの悩みをかかえている方にはおすすめできるドライヤーです。
頭皮ケア機能が特徴なので、男性の方の購入がほとんどかと思っていましたが、男性が6割で、女性が6割なのだそうです。
薄毛に悩む女性が増えていることから、髪のエイジングケアに感心がある女性が多くなっているからなのでしょうね。
家電量販店で売っています。
育毛機器なら、アメリカFDA認可のヘアマックスが人気です。